2016-11-04

沖縄秋めく

11月に入った途端、沖縄の気温はガクンと下がり、昨日は冷房無しの室温が日中でも27度に届かず、今朝の室温も24度台で、もうビックリです。


朝刊によるとこれは、「大陸から張り出した高気圧に伴う寒気の影響」、だそうで、国頭村や南城市では最低気温18度台を観測。県内各地で今季最低気温が記録された、のだそう。

つい先日までは半袖半ズボン、まだ夏の終わり、といった雰囲気満載だったので、日付が一日進んだだけで、一気に季節が「秋」に突入した、感じ。


ここ数年はずっと、9月の半ばあたりから時たますこーし涼しい風が吹いたりし始め、微かずつ「秋」の気配を感じる、といったこともあったのですが、今年は10月後半に入っても暑い日続き、で、沖縄寄りの南の海の水温は高いまま維持され(エルニーニョ後のラニャーニャの影響?)、おかげでこの時期になっても比較的近い海域で「猛烈な」台風がばんばん発生。何度もハラハラして過ごしていたので、カレンダーをめくった途端のこの気温の落ち込みには、なんだか裏切られたような気もして、ちょっと腹立たしさも覚えます。

でも新聞の見出しは、「ようやく秋風」。暑さ慣れしている沖縄の皆さんでも待ち遠しかった涼しい風、ということでしょうか。

そうですね、やっと冷房も暖房もいらない快適なシーズンを迎えたのかもしれません。ここ数日は湿度も高くなく、本当に爽やかそのもの。赤く染まる大きな夕空を眺めながら、風に揺れるサトウキビ畑の間をグングン進む、週末ウオーキングには最適です。


ただ、このままこの「秋」がずっと留まり、さらには「冬」を迎えるのであれば、本土のようですけれど、ここは沖縄。多分そんなことにはならず来月中旬位までは、また時折そこそこ暑く感じる日も混じってくるのだろう、というのが、私の予想です。

それでも、本土と比べたら、やはり一年を通じて過ごし易い日が多いのは確かです。穏やかに暮らせるこの幸せに、感謝しなければ、と思います。

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