先週の寒波で沖縄は、ほんの数日ですが本土並の低温を記録しました。
触れると手の凍りそうな水の冷たさ、足が触れる度にひやっとする床、沖縄の冬に慣れ、すっかり忘れていたそんな本土の冬の感覚を、久々に身体が思い出しました。
でも、我が家でこの寒さに一番驚いたのはどうやら植物達のようです。
目隠しにちょうど良くうっそうと繁っていたハイビスカスは、ほとんどの葉をこの寒波通過後の数日で一挙に落とし、向こう側がスケスケに・・・。それでも既に次の葉を出し始め、残った蕾は次々と花も咲かせていますが、ハイビスカスの周りは落葉で一杯です。
もちろんこのくらいの寒さにはびくともしない植物の方が多いようですが、こんな寒さを経験した事の無いと思われる植物達も沖縄には結構いそうです。
ま、寒波去った後の数日で外気温は日中最高26°まで復活していますし、今もヒーター無しで窓を開け放った室内の温度は22℃以上あります。沖縄で一番寒くなると言われる1月から2月のこの時期ですら、雨でも晴れでも、この程度の高温になることも決して少なくはないようなので、大寒波の襲来にショックを受けるのは当然かもしれません。
人々は、というと、急な大寒波にタンスの奥深くにしまっておいた分厚いセーターやらコート等、めったに羽織る事の無い服を出して一時しのぎ、その数日後にはもう、厚手の長袖なんか着てたら暑くてしょうがない、とうっすら汗をかいているのですから、多分皆さんの身体も相当ビックリしているのかも、と思います。
ほんの僅かでもあられやみぞれを見られた方はかなり興奮、嬉しそうでしたが、でも、「今後はこのままの気温で一気に春になってほしいわー」、というのが本音のようです。
追伸:今年の沖縄は紅葉が目立っています。多くの落葉樹が、この寒波によって一斉に紅葉をはじめました。今年は沖縄でも色々なところで艶やかな紅色を見ることができます。
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