これが文字通り、「日本一早い新米」、ですね。
沖縄産のお米と言っても、その生産量は特に多いというわけではなく、稲作を行っているのは、本島と離島の数市町村(名護市、金武町、恩納村、伊平屋村、伊是名村、、石垣市、竹富町、与那国町)。
ただ、沖縄の米作の特徴は二期作が可能な事。つまり、やる気なら、春だけでなく秋(10月下旬から11月)にも収穫が出来る、という事ですね。
(ただ二期目のシーズンは台風のリスクが大きいので、本当は結構勇気のいることなのかもしれませんけれど…。)
ですので、冒頭の新米は、正確には第一期目に収穫されたものが出回る、ということです。
その後間隔をおいて、第二期目に収穫されたものが再び秋の新米として出回ることがあるわけです。
元々東北地方の稲作で使われる苗は沖縄で育てていた、という経緯がどうもあるようで、その影響もあってか、種類は「ひとめぼれ」が結構多いとのこと。もう一つの主力品種は「ちゅらひかり」だそうです。
金武町の7月半ばの水田風景。たわわに実った第一期目の米。 で、そのすぐ横を見ると、 |
収穫を終え、次の田植の準備中の水田が、並んでいます。 |
こんな風景はさすがに亜熱帯沖縄ならでは、ですねえ…。 凄い、です。ちょっと感動。 |
サトウキビ畑が沖縄の田舎風景の代表の様な感じがありますが、以前は本島でもこんな田園風景が結構広がっていた時期もあったとか・・・。でも、今ではなかなか見ることの出来ない風景に。
久々に見かけた水田に不思議と懐かしさも感.じます。
川が無い為でしょうか。地下水をくみ上げて水田に水を入れているようです。 この汲み上げポンプは各水田ごとにありました。 |
我が家では石垣島産のひとめぼれ新米を三分づきにして食べてますが、とても美味です。
水田の脇に佇む水鳥たち。なにか美味しそうな生き物探しているのでしょうか? |