2014-09-27

沖縄の秋の気配、クワンソウの花

クワンソウの花が咲きました。


このクワンソウ(アキノワスレグサ)、野菜として売られていましたが、根がついたままだったこともあり、試しに一部を植え付けたら元気に成長。ほぼ一年して花を咲かせました。色は写真のように派手なオレンジ色ですが、ユリよりずっと小ぶりなので可憐さがあります。この姿を見た途端、やはりユリ科のノカンゾウの仲間であることを実感しました。

クワンソウが花芽をつけるには日差しが必要なようで、日射量の少ないところの株にはまだ花芽がありません。


沖縄にもやっと僅かな秋の気配が漂ってきているのかもしれませんが、その変化はとてもは微妙です。住んでいないと多分気づかない程。

9月の下旬に入って感じるのは、朝の目覚めの際に暑さで目の覚めることが少し少なくなった(寝坊できる)事。そして、強ーい日差しがすこし和らいだせいなのか、町中の草花が沢山の花芽を一斉に付け始め、目につくようになった事。

それでもまだまだ暑く、直射日光には肌を刺すような痛さがあります。ただほんの少しだけ、その痛さが和らいできたのかな、といった程度。

つまり過ごしやすさが若干ですが増しています。それでいて夏の美しい空と海の色は続いており、幾分でも過ごしやすくなった今は、日中活動する「観光」には打って付けの季節なのかも知れません。

特に、今日の風はとても爽やかです。冷房なしの部屋の温度は31℃でしたが、穏やかな風があり、とても涼しく感じます。

蛇足ですが、今年の我が家の冷房は、標準が29℃、風呂上がり等、少し体を冷やしたい時が28℃です。それ以下に設定すると冷え過ぎて冷房の部屋にいるのが少々苦痛かなー、と。沖縄の生活に体がすっかりなじんできた、という事なのでしょうか・・・。

でも、もうしばらくすると、冷房も暖房もいらない長い季節が始まります。それはそれで楽しみです。

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