2013-11-26

沖縄中部プチ観光

先日の祝日は、久しぶりに、家でのんびりではなく、観光客に変身して沖縄中部を訪れてきました。

沖縄中部といっても、訪れたのは読谷村の残波岬、やちむんの里、座喜味城跡等。恩名村のホテルで昼食を取って帰宅するというプチ観光でしたが、それなりに楽しめました。

残波ビーチ、美しい海と白い砂が印象的でした。近くに駐車場があり、とても便利。
実は、ここに来るまでの道は、さすがに日本一人口の多い村だけあり、南部とは違うなー
と、沢山ある家々の景色を眺めていたのですが、一本海側の道にそれたら、
そこはサトウキビ畑の向こうに海…。まるで南部の様な…、でした。
こちらまで、高速で30分弱、インターからの道のりを含めても片道1時間もかからないので、とても近く感じます。

やはり、中部以北は比較的森林が多いためか、潤いのある景色が多いこと(住宅地を除いて)に改めて気付きます。

南部にも亜熱帯雨林の植生は所々にあることはありますが、大部分が畑や住宅地のため、山林や森の面積比率が少なく、家の近所では、このあたり程には無垢の自然を身近に感じられないのかも・・・と。
でも、南部には、のびのびとした開放感と村落としての落ち着いた豊かな生活があり、それはそれでとても魅力溢れるものですけれど。

そうそう、JN整体のグループで岡田先生が開いておられる、読谷村の「 がんじゅう家整体院」の近所も通りましたが、この日は休日で休診日でしたので、ご連絡もせずに失礼してしまいました。


残波岬では、沖縄とは思えない、絶壁とイノーのない海岸線が見られます。
伊豆高原付近の海を彷彿とさせます。

こちらは「やちむんの里」の家です。植物が多く、伝統的な赤瓦の屋根ですが、塀やヒンプン等はなく、
なんだか内地の家の様でもあります。そして、木と石でできた家が多い。
そう、やちむんの里は、一軒一軒の面積も広く、本土の農家のようで、工房は殆どが木と石、
コンクリート住宅が少ないかあるいはあっても森に隠れて見えないのです。

やちむんの里の通りですが、木々に囲まれて、やはり潤いがあります。
本土の田舎の雰囲気もあり、思わず写真をとってしまいました。

こちらは、景色に見とれて、逆光でしたが、木立の中から、登り釜を撮影しました。

あるギャラリーの窓

そう、やちむんの里は谷で囲まれているのです。その谷には、
亜熱帯雨林らしき沖縄の植生がそのまま残っているようです。

座喜味城跡はカメラを持たずに出てしまい、写真無しです。護佐丸(中城按司 護佐丸 盛春)が築城した中規模の城跡で、中城城、勝連城のような険しさはありません。綺麗に整備されていますので、女性やお年を召した方でも訪れやすい城跡です。座喜味城跡の画像を見たい方はこちらなどをどうぞ。

そして、読谷村から恩名村にかけては、海が綺麗なこともあり、海岸に沿ってドライブ。道に沿って多くのリゾートホテルが目立ちます。

この日は、カフーリゾートフチャク コンド・ホテル に立寄り、メイン(1500円〜2500円)を頼むと、前菜とデザートのビュッフェ、飲み物がついてくるというランチを頂きました。ちょっと遅めのランチでしたが、ゆったりと海を眺めながら、とても美味しく頂きました。

2013-11-22

フィリピンを襲った猛烈な台風

11月8日、フィリピンを観測史上例を見ない程猛烈な台風30号が襲いました。

上陸時点で895ヘクトパスカル、最大瞬間風速110メートル/秒。これは、上陸台風としては史上最大。前代未聞の気圧で、竜巻並の風速、海水もまるで津波のように海岸へ押し寄せたのだとか…。

日本での台風最大瞬間風速の記録で最も高いのは、昭和41年の富士山頂で計測された91メートル/秒だそうですから、海岸沿いの低地、人口密集都市での風速として、この110メートル/秒がどれ程強烈な規模なのか、想像をはるかに超える凄さです。

死者、行方不明者数は一万人を超えるとも。

最も被害の大きかったエリアはレイテ島のタクロバンという港湾都市。フィリピン南部の政治経済の中心で学園都市としても有名なところだそうです。

この都市はレイテ湾の最深部に位置し、高速で接近した台風と高潮、吹き寄せ効果が内湾で狭まった港湾都市を襲った、という事のようです。過去に日本でやはり大きな被害を出した伊勢湾台風と似た状況だった、とも言われているようです。

フィリピンも沖縄同様、台風の通り道でもあり、台風には慣れているはずのエリアです。それでも、これ程の規模の台風に襲われることまでは想定出来なかった、という事でしょうか…。
この画像は、11月2日の台風29号が台湾を通り過ぎた後、
台風30号は中央の下部にあるまだ雲の集まりでした。
この雲が、11月4日には熱帯低気圧になり、
フィリピンを襲った台風30号HAIYANに成長したのです。

やはり、人智をはるかに超えた自然の脅威というものを、あらためて実感させられます。

今年、台風銀座といわれる沖縄に越し、幸いにして我が家のある辺りは直撃はほとんど免れたものの、台風の波状攻撃のようなものも経験し、本土とは大分様相の異なる台風の洗礼を受けました。シーズンが去るまで、台風情報から目が離せない、という日々を送っていましたので、やっと沖縄のシーズンが去ったと思った矢先のフィリピンでの大災害には、正直身がすくむ感じです。

でも、こうしたことは、なにも沖縄やフィリピンレイテ島だけのことではありませんよね。

台風のみならず、我々が2年8ケ月前に経験した大地震を含む地震の数々、そして竜巻や火山の噴火など、地球のあちこちが、どうやらだいぶ騒がしい身体になりつつあるのは事実のような気がします。

そして、そうした地球という身体の変化に対し、人間は本当に無力ですね。

まるで、地球をすべて支配したかのように驕り高ぶっていい気になっている人間の愚かさを、神様が教えてくれているような、そんな気さえしています。

2013-11-10

ススキ野原と庭の植物

沖縄も秋の気配が色濃くなってきました。

今日の沖縄は秋晴れで、かなり暖かい日曜日になりました。

空き地のススキは、穂を広げ始め、一面をススキの穂色で草原を染め、光り輝き始めています。

ススキの穂が眩しい季節です

庭の植物達のなかで元気なのは大豆です。台風で多少被害を受けましたが、プランターで風の弱い所に置かれた事もあり、枝豆として食べられる直前まで来ています。
とても成長が速く、いっぱい実を付け、もう枝豆のようになってきました。

ドラゴンフルーツは、とてもゆっくり成長していますが、やっとサボテンのような風貌になってきました。そろそろ移植してあげなくてはいけないのでしょうね。
ドラゴンフルーツの種が発芽した双葉の間からは、トゲトゲのサボテンが顔を出しています。


ハイビスカスへの被害の大きさは、株の大きさに比例しましたが、風の弱いとこにあった株程元気で、既に沢山の花を咲かせているものも。

ハイビスカスも台風被害からほぼ復活し、花を咲かせ始めています。

一方、台風の被害から立ちなおれなかった、ゴーヤやブーゲンビリアもあります。ブーゲンビリアは沖縄には多いのですが、意外にも塩害に弱いようです。

そして、ムラサキシキブや、ラベンダーが仲間に加わりました。
ムラサキシキブの紫の実が夫のお気に入りです。
塩害には弱そうですので、鉢植えでいつでも避難できる体勢です。
小さな花壇ですが、ラベンダーが加わり、ガーベラも今年3度目の花をつけています。

でも、平和な話ばかりではありません。こんな時期には日本に台風は来ないと安心していたら、西に向かっていった台風30号はフィリピンに多大な被害を与えています。この台風30号は、800hPa台でフィリピンに上陸、風速も100mに近いなんて、沖縄にこんな強い台風がきたらと思うと恐ろしくなります。それこそ、我々はガマ(洞窟)の中に避難しなければ危険でしょうかね。

そして、季節の変わり目で、風邪や健康を害している方も多いようです。風邪で肩が凝ったり身体のあちこちが痛くなったりする方も多いですので、気をつけてくださいね。

2013-11-02

黄金芋

少し寒くなって焼き芋が恋しい季節になりました。

スーパー等の入口やレジ近くには、夏でも石焼き芋が置いてありますが、実は、サツマイモとして食べられている黄色の芋は、沖縄では黄金芋と呼ばれています。

皮の白い紅芋と、紫色の皮の黄金芋、サツマイモというのは、薩摩藩が
沖縄からこの黄金芋を持ち帰って広めた名称の様です。
沖縄では、紅芋タルトなどお土産にも多く使われているので、紅芋が有名ですが、黄金芋も多く食べられています。

元々、薩摩藩が沖縄からこのイモを持って行き、それがどうやらサツマイモとして日本国内に広まったようです。

ですから、オリジナルは黄金芋ということのようです。

元々は沖縄の人が中国から持ち帰って栽培法を広めたので、唐芋と呼ばれていた時代もあるとは聞いています。

両方を同時にふかして食べると、紅芋より黄金芋の方が甘いようです。