2013-06-03

神様が舞い降りた?

那覇にある「やちむん通り」と呼ばれる焼き物の里を訪れた時の事です。

「アセロラの実!いらっしゃい、いらっしゃい」と、突然民家の庭から声がして手招きされました。
戸惑いましたがにこやかに何度も招かれ、つい呼ばれるままにそのお宅のお庭へ。
確かに赤い実が実っています。「食べてごらんなさい」と差し出され、頬張ると甘酸っぱさが口一杯に広がります。汗ばむ身体が欲していたのでしょう。とても美味しく感じます。

観光客だと思われたのかもしれませんが、我々を招いてくれた男性はその後やちむんエリアのミニ観光案内をかってでて、沖縄の植物の紹介から歴史まで90分ほどでしょうか、散策しながら色々なお話をして下さいました。

にこやかで穏やかな人柄のその方が、なぜ見知らぬ行きずりの私たちにこんなに親切にして下さったのか、正直いまだに謎です。

今思い出しても、その時間がまるでふわふわとした夢の中の出来事のようでとっても不思議。なんだか、そう、優しいお顔の新城神社の神様が私たちの前に舞い降りてちょこっとご褒美をくれたような、とでも言ったらいいでしょうか。

沖縄ではこんなびっくりするような親切を受けることが時々あり、もしかするとやっぱり神様があちこちに大勢住んでらっしゃる島なのかもしれませんね。


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