2013-03-11

植物達の本音

今日は久しぶりに植物園に行ってきました。

広い園内で、針葉樹、落葉広葉樹、常緑広葉樹、身近でなじみのあるものから絶滅危惧種まで幅広く様々な植物達に出会え、なんとなく心がウキウキして、植物と触れ合ったときの私のこのとときめき感は一体どこからくるのだろう・・・、と、いつものことながら少し不思議な感じではありました。

一通り外を巡った後、熱帯、亜熱帯植物の温室に入ると、むっとする湿気とともに見慣れない植物達が目に飛び込んできて、その一つ一つの特徴に目を凝らすと、多種多様で見事なサバイバル戦略が見えてきて、ひたすら圧倒されっぱなし・・・。乾燥、湿気、栄養、その他様々な条件にそれぞれが驚愕するような適応能力を見せつけており、おとなしく言葉を持たないはずの植物達がまるで声高に自己主張しているかのよう・・・。

「一見おとなしく地味に見える「植物」って、やっぱり本当はこんなに力強くてたくましいんだ。その歴史はなんたって人間よりはるかに長いのだもの・・・。絶滅危惧種なんて名付けて上から目線で見てるけど、人間なんて実は足元にも及ばないよー。」

で、そんな植物達のつぶやきをこっそり色々聞かせてもらえるから、彼らと会うとなんだか私はウキウキしてくるのだと、やっと気づいた次第。植物は実に頼もしい・・・。

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