2017-01-02

うろこ雲と「初」日の出

昨日と違い、今朝は一面うろこ雲で覆われた空。でも薄い雲ですから、明るい穏やかな印象です。

一般にはうろこ雲は秋のイメージですが、特に秋に多いわけではないようです。でも、これから穏やかに秋冬に向かうイメージにはぴったりな雲ですね。

なぜ、雲なんかとお思いでしょう、そう、元旦に見損ねた「初」日の出を楽しみにしていたのです。(今日は2日ですが、我が家にとってはそれでも初日の出、ということで)

新春のお慶びを申し上げます。
皆様のご健康とご活躍を祈念いたします。
うろこ雲を照らしながら昇る、海からの日の出です。月並な写真で電線が邪魔ですが、朝日は写真にするとゴージャスな金色の光に見えます。ここに一言加え、これを読んでいただいた皆様への新年のご挨拶とさせていただきます。


私には雲や空を鑑賞する趣味?があるのですが、広がりが感じられ表情豊かなうろこ雲は、私のお気に入りの一つです。お正月早々こうして好きな風景を楽しめるのも、なかなか良いものです。




新城神社の桜~2017年元旦

年改まり2017年、平成29年の元旦です。天気も良く、ここ沖縄ではとても暖かで穏やかなお正月を迎えられました。日差しを浴びるとうっすら暑さを感じる程。東京、神奈川あたりの感覚では4月中旬といったところでしょうか。

今朝はお雑煮をいただき、近くの新城神社にお参りに。そこで発見したのが、下の写真にある桜の花です。(開いていた花の数からするとまだとても「開花」とは言えませんが)



この新城神社は、神主さんもいない神社で、地元の字が管理しています。1957年に海外移住者の方々からの寄進もあって改修されたようです。この神社の歴史はその時から数えても60年にはなるということですね。小さな公園のようになっていますが、年間を通してかなり温暖な沖縄ですから、放置しておくとあっという間に草ぼうぼうになってしまいます。その手入れは字の皆さんの勤労奉仕で成り立っています。年末にも手が入れられ、今日も私達がお参りに行った時には、お餅やお水、お賽銭が奉納されていました。(区の役員さんが早朝に奉納されたようです。)

側のガジュマルの木の成長につれ、実はこの桜、近年はすっかり日陰に入ってしまい、日光を浴びられない状態だったのですが、ガジュマルから守ってあげようとする字の人たちのおかげで、やっと太陽を浴びることができるように・・・。その嬉しさなのでしょうか、ひとあし早く花びらを開いて喜びを表してくれているようです。開花していたのはわずかな数でしたが、一足飛びに春の訪れを感じられ、正月早々、とても暖かい気持ちになりました。

沖縄の桜はほとんどが緋寒桜の一種で、兄弟種にあたる伊豆の河津桜同様、開花時期はソメイヨシノよりもずっと早く、本格的な開花は1月末以降です。ただ、伊豆でも一月早々に花をつけていた早咲きの桜を見かけたことはありましたから、この種の桜が一月初旬に咲くこともある、ということは知ってはいましたが、それでも元旦に見る桜は、格別感がありますね。

本島地方は昨年11月はやや寒い(涼しい?)日が多かったようでしたが、12月以降は全体的に暖かい日が多かったので、桜も春の訪れを錯覚したのかもしれません。また本島はシーズン中の台風の直撃も昨年は免れていますから、桜の木も例年のようには傷んでいないのでしょう。八重瀬岳の桜祭り等、桜の本格的開花が今から楽しみです。昨年の桜は開花が遅く、桜祭りは3分咲き状態で行われましたが、今年はむしろ開花がちょっと早くなるのかもしれませんね。

愛らしい桜の花と共に迎えられた新たな年が、どうぞ良い一年となりますよう、お祈りいたします。

新城神社:14世紀に築城されたと言われる新城城(新城グスク)の跡地にある神社、記録によると1986年には50周年の記念行事が行われているので、既に80年の歴史があることになりますね。

2016-12-05

季節感ある沖縄の花

とうとう、今年も師走を迎えました。

でも昨年の今頃を思い出すと、我が家の庭でおなじみの花々の季節が一ヶ月以上遅れているのに気づきます。

そう、ツワブキやクワンソウです。彼女達の開花が昨年に比べると1ヶ月以上も遅いようなのです。

12月に入ってやっと花芽が伸びてきて、ツワブキは黄色い花を咲かせ始めました。


そして小ぶりのオレンジ色のユリのような花、クワンソウもやっとのことで花が咲き始めましたが、まだまだこれからの様子。今年は咲かないのかと思っていたら、こんなに遅くなって咲き始めるなんて・・・。昨年は確か台風シーズン中に沢山の花をつけていたはずですから、9月や10月から咲いていた、ということになりますね。

花が咲くのに季節感が伴うと、やはりより風情を感じます。

ヒマワリが冬に開花したり、コスモスが年に何度も花をつけたり、ハイビスカスが一年中咲いたりしている沖縄ですが、そんな中にあって、ツワブキやクワンソウはそれなりにしっかり季節を感じさせてくれる花なのです。何をきっかけに咲くのかまだ私達にはあまり定かではありませんが、咲く時期は年に一時期だけ。ということで、ここでは貴重な「季節感ある花」となっています。

どういう理由かはわかりませんが(多分夏シーズンが10月末までしっかり続いてかなり遅くまで暑かった事が影響しているのでは、とも思っているのですが)、今年のツワブキさん達はしかし、昨年より1ヶ月ほど遅れの図らずも本土と同じ時期に花が咲くことになったようです。(11月に入り急に秋らしくなり、気温が20度台前半になる事が多かった為に、この間に季節の変化をしっかり感じて開花が促されたとしたら、やはり彼女達の開花には日照時間より温度の変化が重要な要因ということかもしれませんね。)

ただ、神奈川在住当時ツワブキの花は12月の寒さと共に味わうものだったので、同じ12月の開花といっても、沖縄では「少し涼しい」程度の中での観賞です。同じ花を「季節感」を感じながら眺めていても、なお、その「季節感」自体には違いがあり、肌で感じるその違いをあらためて面白く思います。

桜とは異なりますが、那覇市内の街路樹としてよく使われている、夏シーズンが終わると咲き始めるホウオウボク(鳳凰木)や、寒くなってくると咲き出す、トックリキワタも季節を感じさせます。時期が違うので重なることはありませんが、桜と同じように樹全体が淡いピンクに染まるので、写真にして、遠景でみると沖縄のヒカンザクラとトックリキワタは区別がつきにくいですね。

その一方、別の方角に目を向ければ、当然のようにブーゲンビリアもハイビスカスも咲いています。店頭にはもぎたて県産みかんと共にもぎたて県産バナナも並んでいます。やはり「さすが、沖縄」というべきでしょうか。

2016-11-20

緑のカーテンから赤紫の果実

11月中旬にちょっと季節外れ?な話ですが、「自家製パッションフルーツ、ついに収穫!」です。


整体院の横の窓を覆う日よけとして大いに役立ってくれている緑のカーテン、パッションフルーツですが、10月の台風前に沢山花を咲かせ、実をつけ始めました。残念な事に台風の影響(直撃はしなかったものの、そこそこ強風は吹き荒れました)でその多くは落下してしまったのですが、それでも残った果実がとうとう熟し、食べごろを迎えました。


そもそもパッションフルーツの旬は5月から7月。なので、8月に入り、「うちのは今年はもう実をつけないだろう」、と諦めていたところ、知り合いの方から、「9月に枝を剪定すると秋にも花を付けますよ」、と教えて頂き、それでは「駄目もとでトライしてみよう」、と、9月に剪定したところ、言われたとおり9月の後半には再び花が付き始めました。そして急いで人工授粉を試みたのが幸いしたのか、すぐに結構沢山の実を付けてくれたのです。


10月初旬の果実は写真のような緑の玉。受粉が成功したものは花が終わるとすぐにこのような大きな緑の玉になりました。この時の直径は既に、熟れた果実の8割程度はあったでしょうか?結実後の成長は驚く程早かったのですが、その後はゆっくり熟すようです。台風で落ちてしまったこの若い果実を試しに割ってみると、未熟な種らしきものがうっすら見えましたが、ナスやウリのような白い部分がほとんど。「野菜として食べられるかしら?」という考えもチラリと浮かびましたが、重さもないので、やはり食べる勇気は出ず、菜園の肥やしになってもらいました。

落ちずに残っていた果実達、11月に入りそろそろ熟すかも、と楽しみにしていたのですが、1週間ほど前にはまだ一部の実が赤くなった程度だったものが、昨日覗いてみるとすでに落ちている実もあり、慌てて全て収穫、です。

落下していた実も味見してみましたが、とても美味しく頂けました。
数は多くないですが、旬のものにひけをとらない、濃厚な酸味と爽やかな甘み一杯の自家製パッションフルーツをこれから暫く楽しめると思うと、なんだか嬉しいですね。

パッションフルーツの原産地はアメリカ大陸の亜熱帯地域だそうですので、ここ亜熱帯沖縄もパッションフルーツの育成には適しているはず・・・。来年には春から夏の時期にも収穫できるよう、挑戦してみようと思っています。

2016-11-16

沖縄南部、秋のスーパームーン

以前にもこのブログに書いたような気がしますが、一昨年でしたか、私の住むこの沖縄南部で初めて観たスーパームーンの大きさには本当に度肝を抜かれました。


素人写真でそれを表すのはなかなか難しいので言葉での表現になってしまいますが、食べ物に例えると、例えば通常の月があめ玉位とすると、スーパームーンはまるでお煎餅くらいの大きさに見えた、ということで、初めて目にした時は本当に口が開きました。

周りに高い建物も無く、夕方という時間帯に、少し離れた丘の上から眺める「海に昇る月」、という幾つかの条件が重なってのことだろうとは思いますが、それが水平線を離れかなり高い位置に昇って、暗い夜空に白く明るい光を放つようになってもなお、かなりの大きさを維持しているかのように見えたのが、更なる驚きでした。

月のようなものの大きさも、観る角度や空気の状態、見る側の心理や錯覚等、様々な影響を多分に受け易いのは経験上分っているつもりですが、実際のところ、スーパームーンとは、

「地球にもっとも近づいた状況で満月あるいは新月になった月の姿、あるいはその現象。見かけの大きさが平均より大きく見える。地球から月までの距離は、約36万3000キロメートルから約40万5000キロメートルの間で変動する。月が地球にもっとも近づいたころに満月になると、満月の見かけの大きさがもっとも遠い位置にあるときに比べて約14%大きく見え、約30%明るくなる。(日本大百科全書)」

ということなのだそうです。

うーん、最大でも14%程度大きく見えるだけなんですね?・・・。私の印象よりも実際は小さめだったのかもしれせん。でも14%程度なら、あれ程には驚かなかったように思うのですが・・・。

今夜もスーパームーンとなる、ということでしたので、楽しみにしていたのですが、今日の月は昇る位置も以前とは異なり、海ではなく南東に広がる糸数の丘の上から、でした。で、以前の時と季節も異なっていたようで、そのせいでもあるのか、このスーパームーンは「若干大きく見えるかも」、程度で、通常と大して変わらない感じ。ちょっと期待はずれ、でした。

またいつか、あんなに大きく見えるスーパームーンを観てみたい、という望みは失っていませんが、そう簡単に見えるものでもなかったのかな、とも思います。あの時の観賞がより一層レアで貴重な体験だったかも、ということで、「思い出の価値」の増した今宵ではありました。(2016/11/14)